GLFWの導入
プログラムでグラフィックスを利用するときによく利用されるのがOpenGL + GLUTであるが、GLUTはイベント駆動型であり、ウィンドウのアクティブ/非アクティブ化を検知できないというちょっと困ったものであるので、ゲームのようなプログラムを書きたいときにちょっと苦労する。
そこでGLFWを導入してみた。
GLFWについては「GLUTによる「手抜き」OpenGL入門」で有名な床井先生の「床井研究室 - (1) GLFW で OpenGL を使う」で解説されています。
環境はWindows 7 + Visual Studio 2012(32-bit)。
1.ダウンロード
GLFWのDownloadから「Binary archive for 32-bit Windows」のzipファイルを選択してダウンロードしファイルを展開。
2.パスを通す
Visual Stadio 2012を起動し、プロジェクト(C++の「Win32プロジェクト」)を作成しプロジェクトに一つ以上のC++ファイルを作成。
プロジェクトを右クリックし、リストから「プロパティ」を選択。
プロパティページの左上、、「構成」の「すべての構成」を選択。
左から「構成プロパティ」→「C/C++」→「全般」を選び、右の「追加のインクルード ディレクトリ」に先ほど展開したフォルダの中にある「include」フォルダを追加する。
続いて「リンカー」→「全般」を選び、右の「追加のライブラリ ディレクトリ」に先ほど展開したフォルダの中にある「lib-msvc110」フォルダを追加する。
そして「リンカー」→「入力」を選び、右の「追加の依存ファイル」に「opengl32.lib;glfw.lib;」を追加する。
右下の「適用」→「OK」で設定終了。
3. GLFWを利用する
ソースファイルに「#include "GL\glfw.h"」と書けばGLFWが利用できるようになる。